私はいつ休めるの?
これって頑張りすぎてるのかな?
十分すぎるほど頑張ってると思うけど...
いつも全力投球しがちで...ほどほどに頑張れない!
どうも、生きていると心身ともに限界を迎えることがよくある...ぽまるんです!
「限界を迎えてしまうのは、もしかしたら...ほどほど力が足りてないからかも?」と気になって手に取ってみたのが、精神科医Tomyのほどほど力。
読んでみたら新しい発見もあって、前よりもほどほどを意識できるようになった〜
そこで今回は
- ほどほど力とは無縁だった今までの人生
- 本書で新しく発見できたこと
- 本書をおすすめしたい人
についてお話します。
本記事はこんな方におすすめ
- ほどほど力とは無縁な方
- いつも頑張りすぎて限界を迎える方
- ほどほどに生きてみたい方
ほどほど力とは無縁だった今までの人生
今までの人生をふと思い返してみると、
「ほどほど力とは無縁の人生だったな〜」
「全力投球して限界を迎えることもいっぱいあった」
限界を迎えたと聞いて、すぐに思い浮かぶのは高校時代!
当時の私は、ほどほど力なんてなかったというか...その力があることさえも知らなかったんだと思います。
- 友人関係
- 片道約1時間の通学
- 勉強・アルバイト
ただ、無理をしながら高校生活に全力投球していると限界を迎えてしまって、最終的には学校へ行けなくなりました。
心身ともに限界を迎えた若者ケアラーとしての日々
高校生活をしていた時と同じように、若者ケアラーとしての日々に限界が訪れたのが約2ヶ月前のこと…。
- ブログの運営
- 母親のこと
- 家のこと
- 自分の身の回りのこと
やらなければいけないことやしたいことがいっぱいありすぎて、物事の優先順位さえもつけれずに過ごしていました。
「何を優先したらいいかわからない」
「休む時間もなくて無性に焦ってしまう」
そんな状態の時に本書を読んでみたけど、もうすでに私の心は一杯一杯になっていて限界も近かったんだと思います。
本書を読んでいる途中で限界を迎えてしまって「もう何もしたくない...何も考えたくない!」「本も読めない」みたいな状態に陥ってしまったんですよね。
その後ちょっと休養して...なんとか読み終えた!
ほどほど力の存在そのものを忘れないためにも、本書は手元に置いておきたい一冊になりました。
精神科医Tomyのほどほど力|新しい発見
本書「精神科医Tomyのほどほど力」を読んでいると新しい発見がいっぱいあったので、早速ご紹介していきます!
定期的な冒険で減らせる決めつけ
「あれができないから」「これもできないから」と決めつけて、結局はいつまで経っても変われてない自分っていませんか?
このフードコードで食事をすることはできない、外でパソコンの作業をするだなんて無理だとか。
私も決めつけてしまう時がよくあるほうなんですよね。
そんな決めつけを定期的な冒険で減らすことは、私にとって新しい発見でした!
定期的に今までやらなかったことにチャレンジする。その頻度は自分で負担のない程度に決めてください。それが「定期的な冒険」です。
精神科医Tomyのほどほど力 ~ 全力投球は、もう卒業よ|精神科医Tomy
今までは決めつけを減らすことさえも頭になかったけど...
1週間に1回は外食をして外でブログの記事を書くこと。
精神疾患を持っている母親と外で食べる練習がてら、2人で定期的な冒険をするようになりました。
外の世界はまだまだ知らないことばかりで不慣れなこともいっぱいですが...。
決めつけているだけで意外とできることもあるから自信にも繋がりそう!
定期的に冒険をしていると、新しい世界が開けていくような感じがしてわくわくすることもありますね。
余白を作るために優先順位をつける
以前は「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と優先順位をつけれなかった時もありまして...。
若者ケアラーとしての日々を過ごすうちに、頭の中も一杯一杯になって心の余白もなかったんだと思います。
そんな私にとっての新発見が余白を作るためには優先順位をつけるということ。
優先順位をつくり、Aが終わったらB、Bが終わったらCというように物事を順番につないで進めていきます。この方法だと常に頭の中に置いておくべきことはたった一つになります。
精神科医Tomyのほどほど力 ~ 全力投球は、もう卒業よ|精神科医Tomy
若者ケアラーとして心身ともに限界を迎えた原因は、生活環境が悪いことにもあったと思う...!
まずは半分ゴミ屋敷のような家を改善するためにも「家の片付けを第一優先にしよう」と決心してみたり...。
ごはんを食べる時は味わうことだけに一点集中してみたりと、本書のおかげで目の前の物事に優先順位をつけて行動できるようになりました!
「あれもこれもしなきゃ」から抜け出せたみたい...肩の荷が下りた感じ!
ヘルプを求める練習
「助けて?」「これを手伝って?」と言葉にできず、助けを求めることに難しさを感じる方もいるかと思います。
「助けを求めたい」という気持ちはあっても、1人で抱え込むほど一杯一杯になりがちですよね。
例えば、私は家で片付けをしている時にいらない食器を1人で処分しようとしたり...。
何かと抱え込みがちで「片付け手伝ってほしい」って母親に助けを求めるのも苦手〜
だからこそ、本書のヘルプを求める練習は新しい発見になりました!
助けを求めるまでいかなくても「今こんな感じですよ」「問題ではないけどちょっとこれが気になってますよ」ということを日常的に、雑談の延長線のようなつもりで言う。そうするとヘルプを求める練習にもなりますし、何か困った事態になっても、周りはある程度把握してますから相談しやすくなります。
精神科医Tomyのほどほど力 ~ 全力投球は、もう卒業よ|精神科医Tomy
「いらない食器を捨てるためにチラシで包む作業をしているけど...」
「量が多くてまだできてない!」
って状況だけでも母親に伝えてみると「私がしようか?」なんて嬉しい言葉が返ってきたんですよね。
思いがけない言葉も手伝ってくれたのも嬉しかった...!
現状を伝えることもまた心の余白に繋がって、一杯一杯になるのを防いでくれるんだと思います。
自己否定から見つかる良いところ
「私は駄目な人間だ」なんて自分を否定すると気持ちが落ち込む時ってありますよね。
私も母親と第三者の3人で話す時に自己否定しがちになります。
「あの時は上手く話せなかったような気がして...」
「母親のほうがいっぱい話していた」
「思うように話せなかった自分は駄目だ」
1人反省会をしながら自己否定してしまうから、心の余白部分も少なくなるんだと思います。
自己否定は自分について悩むことです。それは問題点は自分にあり、自分でなんとかしようとする思いなのです。そう、はっきり言ってしまえば自己否定をするアナタそのものが良いところの塊なのです。
精神科医Tomyのほどほど力 ~ 全力投球は、もう卒業よ|精神科医Tomy
良いところを見つけようと少し考えてみるだけでも
「聞き役に回って話を聞けてる」
「どうするのが1番いいか聞きながら一生懸命考えてる」
本書のおかげで自分自身の良いところをたくさん発見できました!
「視野を広げたら自己否定から見つかる良いところもあるんだな〜」って頭の片隅にでもおいておきたいですね。
新しく発見できた良いところも忘れないように...!
がむしゃらになって自分を苦しめない
以前は「やらなければいけない」と思って1人でがむしゃらに家の片付けをしていた時期がありました。
「半分ゴミ屋敷みたいな自宅...少し片付けをしたくらいで終わりが全く見えない」
「そもそも家の片付けをする必要なんてあるのかな?」
「早く家が綺麗になったらなって私ばかりが片付けをしてる」
「これをやることに意味なんてない気がする」
ネガティブな感情で支配される時もあったからこそ発見できたことが、がむしゃらになって自分を苦しめないことです。
それ以上やると、苦しい、気持ちが悪い、うまく結果が出ない自分を責めてしまう、焦るーこういったネガティブな感情が出てきたらそれはやりすぎなのです。がむしゃらになることは否定しませんが、あくまで自分の時間を充実させるためにやるのです。自分を心底苦しめるためではありません。
精神科医Tomyのほどほど力 ~ 全力投球は、もう卒業よ|精神科医Tomy
家を片付けて綺麗になっていくほど、母親と私のメンタル状態が改善しているような感じがしてきたんですよね。
本書を読むと自分の時間を充実させることは、もちろん毎日の暮らしも充実させようだとかポジティブな感情も生まれてきました。
あくまでやりすぎないように、もう今すぐにでも片付けをしたいくらい前向きな気持ちで過ごせる日々が増えたんです!
精神科医Tomyのほどほど力|おすすめしたい人
精神科医Tomyのほどほど力は
- 何かと完璧を求めてしまう方
- 物事の優先順位をつけるのが苦手な方
- 「あれもこれも...!」と頑張りすぎる方
- ほどほど力について知りたい方
- 自分の限界に気付けない方
に「おすすめしたい一冊!」だと思いました。
ほどほど力と新発見で心の余白を作ってくれた良書
今回は、精神科医Tomyのほどほど力についてお話しました。
休まずに全力で走り続けたら、いつか限界を迎える瞬間が来ます。
私も若者ケアラーとしての日々に限界を迎えたのですが、本書と出会ったおかげで「心の余白を作ってみよう!」と思えたんですよね。
「もう少し早くこの本に出会っていたら..」
「限界を迎える前に心を救えたのかな?」
なんてことを後から思ったりするくらいです!
現在進行形で全力投球をしている方は、本書を通しながら一度ほどほど力について考えてみるのもいいかもしれませんね。
ほどほど力を失っている自分や適度に頑張る大切さに改めて気付けるかと思います。
ただ純粋にほどほど力を身に付けたい方や心身ともに限界を迎えがちな方も、ぜひ本書を手に取ってみてはいかがでしょうか?
読者の皆様、今日も生きていてくれてありがとうございます。
それではまた~
お会いしましょう!