どれだけ片付けても、家の中に物とかゴミが散乱してしまう!


家に物が溢れてるだけでも嫌...ゴミ屋敷の我が家に帰りたくない
どうも、どちらかというと家を片付けることは上手な...ぽまるんです!
家の片付け全般が得意分野の私がいる一方で、ADHD傾向の母親は片付けが大の苦手。
「家を綺麗にしたくても片付ける方法がわからない」
「溜め込み癖があって、いつか使うかもと思うと物を捨てられない」
「片付けている時に写真を見つけると、どうしても思い出に浸ってしまう」
とよく口にする母親と2人暮らしをするなかで、我が家はいつからかゴミ屋敷になっていました。
家の中が物で溢れてるとなんだか心も荒んできて、ぽまるんと言い合いになることもよくあった...


お互いがしんどい思いをしたよね
こんな状況から抜け出すために、

ここは私が動いて自力で片付けよう
と決意して実行してみました。
そこで今回は、
- ゴミ屋敷を自力で片付けることはできるか
- 自力で片付けてよかったこと
- 自力で片付ける時にしたこと
- 片付けるのが難しい時の対処法
についてお話していきます!
本記事はこんな方におすすめ
- ゴミ屋敷の家に住んでいる方
- 家を自力で片付けようか迷っている方
- ゴミ屋敷の家を綺麗にしたい方

ゴミ屋敷の家を自力で片付けることはできる?

正直なところ、
- 歩く範囲なら床は見える
- 全体的にゴミが多い
- 数ヶ月以上、掃除をしていない
- 物を探してもすぐには見つからない
- 数年以上、いらない物が放置されている
そんな状態の我が家を自力で片付けるのは本当に大変なことでした。
どこからともなくゴミが出てきて...


私と母親の2人がかりでも、それ相応の時間と労力が必要だった~
ゴミ屋敷の我が家を1日に5〜6時間ほど片付けても、なかなか終わりが見えずに何度も心が折れそうになりました。
それでも片付けを続けて家が綺麗になっていくうちに、
「ぽまるんがいなかったら、全く片付いてなかったと思う」
「家が片付いてきて、いい方向に気持ちの変化があった」
と母親が言ってくれるほどには、自力で片付けることができました!
ゴミ屋敷から抜け出せたのは、ぽまるんのおかげだよ〜ありがとう!

どんな状況であっても、感謝してもらえることは嬉しいことですね。
とはいっても、まだ物が散乱していたりと綺麗になっていないところがあるので、これからも家の片付けと向き合う必要がありそうです。
ゴミ屋敷の家|自力で片付けてよかったこと

実際に我が家の片付けを自力でしてみると大変なことだけでなく、よかったこともいくつかありました。
祖父がくれたカメラを発見できた


靴箱の中からカメラケースが...!
どうして、こんなこところに!?って中に何か入ってるみたいだけど...

ゴミ屋敷の我が家で、最初に片付け始めた場所が玄関の近くに置いてあった靴箱でした。
まさかこんなところからカメラが出てくるとも知らずに片付けていたので、

これって...もしかして!?
と祖父がくれたカメラを発見できた驚きと同時に写真好きの私はテンション爆上がり。
長年の間、電源を入れずに置いていたのもあって、もう起動しないかなと思いながらダメ元で充電してみると...

カメラの電源がONになった!その時の感動は今でも忘れられない〜
撮影された写真を見てみたら、亡くなった愛猫の写真が残ってて嬉しかったです!
このカメラは、もうすっかり私の相棒!

今では「カメラに興味があるから」と私の母親が写真を撮っているので、亡くなった祖父も喜んでいてくれたらもっと嬉しいですね。
自力で片付けをしてみると、「そこから思いがけない物が見つかって嬉しい気持ちになったり、新しいことを始める第一歩にもなって素敵だな〜」と実感しました!
片付けのおかげで感情が動いた


片付けるって一言で言っても、やることはいっぱいあるけど...
ちょっとでも物が減って片付いてきたら本当に嬉しい


なんて、こんな風に片付けのおかげで感情が動いたのもよかったことの1つだね
- どこを片付けるか決める
- その場所にある物を全出しする
- いらない物といる物を分別する
- いらなくなった物をゴミ袋に入れる
- 自治体のルールに合わせてゴミを出す
これだけのことを自力でしていたら、日に日に疲れは溜まっていきました。
それでも
- 片付いた時の達成感と喜び
- 片付けの大変さ
を身をもって感じられたのは、これからの人生でとても意味のあることだと思います。
「どうやって片付けようかな」と考えながら、片付けに役立つグッズに出会えた感動や片付け本を読んでいる時の面白さもありました!

だからといって、リバウンドはしたくないね
ゴミ屋敷には、もう住みたくない〜

ゴミ屋敷の家|自力で片付ける時にしたこと

自力でゴミ屋敷の片付けをするとなったら、
「実際どんなことをしたらいいのか分からない」
「発達障害の人との片付けで何かできることって?」
なんて、疑問に思うこともあるかと思います。
我が家では、いざADHD傾向がある母親とゴミ屋敷の家を片付けるとなると、私の負担が大きくなりがちでした。
「自力だとしても、負担をちょっとでも減らせたら...!」
「ADHDの人と一緒に片付ける時のヒントを知りたい」
という方もいますよね。
そんな方のために、ゴミ屋敷の我が家を自力で片付ける時にしてみたことをお伝えします!
家の中に一時的なゴミ置き場を作る

家の片付けをしてくれるのは本当にありがたいけど、頑張りすぎないようにね?


これをこうして、あれを...(黙々と片付け中)
って一度始めたら、他のことが見えなくなるくらい家の片付けに集中してる!

ASDの私は片付けをするにしても過集中になりがち。
だからこそ、片付けに集中して頑張りすぎないような状況を作り出すことが大事だと思いました。
自治体のルールによっては、その日に出たゴミを当日に捨てれずに置いておく必要があったので、家の中にゴミを置くスペースを一時的に作ってみたんです!
それが私にとっては、
「このスペースに、ゴミがいっぱいになってきて置けないから...!」
「今日の片付けはひとまず終わりにしよう」
とストッパーになってよかったです。
具体的な表現で伝える

これって捨てたほうがいいかな?


(指をさして教えてはくれてるみたいだけど...これってどれ?)
「これ」や「あれ」などの曖昧な表現を使いながら、その物に指をさして伝えるだけだと発達障害の方には伝わらない時もあります。
私自身、曖昧な表現を理解するのが苦手で「これって何?」と疑問でいっぱいになったり、「これかな?」と思っても実際は違っていたりと頭がちんぷんかん。
私が少しでも分かりやすく理解できるように、母親は具体的な表現で伝えることを意識してくれました。
例えば、「ハサミって捨てたほうがいいかな?2個も3個もあって...」
こんな感じで伝えてくれると、ハサミだとすぐに理解できて自力での片付けも捗ったように思います。
もし曖昧な表現をするとしたら、捨てるか確認したいものをちゃんと手に持って「これ捨てる?」と聞くようにするのがいいですね。

ゴミ屋敷の片付けを2人以上でする場合は、コミュニケーションも大切な要素...!
できることを探して役割分担をする

ADHD傾向の母親は、いる物といらない物を分類するのが苦手だったりとできないことがたくさんあります。

家の片付けで、母親が何かできそうなことってあるのかな?
「全てができない」と諦めるのではなく、「片付けが苦手な母親でもできそうなことがないか」2人で探してみると見つかりました。
それは、ゴミを自治体のルールに合わせて捨てること。
ゴミ捨て場に出すことはできそうだから、そこは任せてほしい

と言葉にしてくれた母親は、その言葉通り実行してくれて私としても大助かりしました。

少しでも手助けしてくれると心強い!
自力でも身近に頼れる人がいる場合は、できることを探して片付けの役割分担をしてみると、それぞれの負担も減るのでいいですね。
外出してリフレッシュする


もうゴミなんて見たくない...!今は片付けしたくない!
こんな風に思ってしまうくらい、ゴミ屋敷の我が家を片付けていると大変で精神的にしんどくなる時もよくありました。
発達障害の方に限らず、自力で片付けるには時間と労力が必要だからこそ、片付けから離れる時間も大切だと思います!
だからといって、家にいると片付けのことが頭から離れないので、なるべく外にお出かけしてリフレッシュするようにしました。
「空港に行って綺麗な青空と飛行機を見てたら、気分が晴れやかになる〜」
「おかげで『家の片付けをまた頑張ろう』って思える!」
家の中で片付けをしていると汚いものばかりが目に入りますが、外で綺麗なものを見ていると片付けのことを忘れられて気分も上がります!
ゴミ屋敷の家|自力で片付けるのが難しい時の対処法

「いらない物を粗大ゴミで捨てたいけど...」
「1人で運び出せなくて、ゴミ捨て場まで持っていけない」
「片付けたい場所に害虫がいる」
「ゴミの量が多くて捨てるのが大変」
などなど自力での片付けには、困りごとがつきものですよね。
自力で片付けようと思ったものの、「困りごとがたくさんありすぎて片付けられない」と感じるケースもあるかと思います。
もしくは「片付けに費やせる時間も気力もない」という方のために、自力で片付けるのが難しい時の対処法をまとめてみました。
社会福祉協議会に相談する

ゴミ屋敷を自力で片付けるのが難しい時は、社会福祉協議会に相談してみると状況が変わることもあります。
我が家の場合、ゴミ屋敷の環境にしんどさを感じて相談したことがありました。

私たちが住んでいる地域では、社会福祉協議会の方が面談をしてくれることになった!
最初は緊張したけど、親身に話を聞いてくれる人だったね

その面談では片付けのことだけではなく、家庭内での困りごとを1時間半ほど聞いてくださってそれだけでも心が軽くなりました。
後日、粗大ゴミを運び出すお手伝いを一緒にしてくれることになったのが大助かりしたポイントです!
面談してくださった社会福祉士の方が
- 炊飯器
- 大きい机
- 電子レンジ
を運び出すために自宅まで来てくださった時は本当に助かりました。

自分たちだけだったら、もっと大変な思いをしてたと思う...!
相談してみてよかった〜感謝の気持ちでいっぱいだね

業者に依頼する

エコスマイリー
エコスマイリーは、ゴミ屋敷の片付けをしてくれる不用品回収業者です。
無料見積もりの明朗会計で不用品を買い取ってくれるうえに、買取額を片付けの費用から差し引いてくれます。
1DK50,000円〜ですが、お得なパッケージプランもあるため、費用の面でも安心できるでしょう。
女性スタッフも在籍しているので、男性を家にあげるのに抵抗感がある方や安心して利用したい方は要チェックです!
アール不用品回収
アール不用品回収は、関東圏(東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県)と近畿地方の一部で不用品回収や粗大ゴミを回収している業者です。
無料見積もりで、最短即日30分後にお伺いしてくれます。
こちらも明朗会計のため、料金トラブルが起きなさそうなところが安心感できるポイントです!
通常の軽トラックプランなら19,600円〜ですが、お得なキャンペーンをしている時もあるので、気になる方ぜひチェックしてみてくださいね。
ゴミ屋敷の家を自力で片付けるのは簡単なことではない

今回はゴミ屋敷の家を自力で片付けることについてお話しましたが、いかがでしたでしょうか?
発達障害の方が、自力でゴミ屋敷を片付けるのは簡単なことではないと思います。
実際に片付けをしてみると、比較的よかったことより大変なことのほうが多い印象でした。
時には片付け業者など第三者の力を借りることも本当に大切なことですね。
今回お話したことが、ゴミ屋敷から抜け出すきっかけの1つになったら本当に嬉しいです!
読者の皆様、今日も生きていてくれてありがとうございます。

それではまた~
お会いしましょう!
